東洋経済の12月19日号。
かなり色んな人がこの中のいわゆるアラサー記事に反応しているような気がした。
個人的にはこの中で取り上げられているアラサーな人たちの大部分がSFC卒であることにびっくりしたが。
これ、編集者が単純にSFC卒の人とかそういうことなのだろうか。。。
細かい内容は今からでも買って読んでみるのが良いと思うので敢えて書かないが、やはりこの特集を通じてわかったことは、時代とともに働き方やその固定概念が変わってきているなというところである。
世代的にかなり大雑把な括りで言うと、【バブル期】、【就職氷河期】、【最近(売り手市場な好景気?)】、【サブプライム後】というだけでも環境によって身を置く場所が変わってくると思う。
今回のこの特集で取り上げられているようなアラサー世代はまさに上でいう就職氷河期に近い時代に新卒として社会に出て行った世代かと思う。
今もまさにそうなのだが、優秀でも良い会社に行けず、というのがこの時代なのだとも思う。
あとそれ以外にも従来の伝統的ないわゆる人気企業として挙げられた大企業や手に職系の医者弁護士というのがステータス化されていたのが、少し和らいできたというのもあるだろう。
丁度ネットバブルを学生時代に見ていた世代なんかはそういう固定観念を壊しやすかったのかなとも思う。
少し話を横道にそらすと、僕が就職活動をした時期も含めた2006年なんかは売り手市場と言われ特に苦労せずに就職出来る時代だった。その証拠に周りの同世代を見ても新卒1年目で皆車を買い、ゴルフに毎週行き、週末は六本木で遊ぶというのがかなり習慣化され、世代的に少し上の人に比べると危機感がない世代な気がする。多分、不況の時代に苦労をしていると消費よりも貯蓄を厚くしというのが当然でその日暮らしの生活は出来ないのだと思う。
そういう意味でいうと明らかにどういう時代に学生生活をすごし新卒の時間を過ごしたかで大分アラサーでの働き方も変わってくるのかもしれない。
個人的にはこの東洋経済の記事を見て持った印象としては、1.がつがつしてない2.だけど年功序列の中にも身を置くことに抵抗がない人も多い3.ベンチャー起業家少ないとうい所なのだが、そういう意味でいうと丁度時代の転換期だったってことなのかな。(認識ずれてたらすみません。。)
もし、そうだとしたら自分の世代や今の世代はどうなのかという分析をしてみると面白いかもしれない。
ちなみに、本誌の中に紹介されていた記事の一部のスキャンはこれ。
これもちょっと違うかなーという印象。
てかサンプリング少なすぎ。そもそもMBA的か非MBAかってこのリストの中でだけの話のような気もする。。。(確かにバブル期にアラサーを迎えた人は相対的にMBA取得率は高いかもだが。)
あまりにも薄い表で、愕然。
まあでもこういう分析を様々な時代にアラサーに対して行うのは有りな気がするな。
あと、ネット上で社会起業家に対して辛辣な意見が多くて興味深かった。
確かに、そうなんだけどね。まあでも非営利と言いつつ、きちんとビジネスモデルを持ってビジネスにしているだけでも凄い評価出来ることだと思うし、その上で社会起業家だと名乗るのは悪くないと個人的には思うが。助成金だけでNPOまわしてますとかだと微妙な気がするけどね。
参考↓
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10414657550.html
http://komazaki.seesaa.net/article/135762282.html
フローレンスなんかは凄いと思うが。昔ITベンチャー経営してました、っていうのが少し細かく知っている分なんか凄いしつこく感じてしまうが。。
そんな感じでかなり思ったことを走り書き。
時間がある時もっときちんと考えて考察を深めていきたいと思う。