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年末年始に読んだ本(絶対ブレない「軸」のつくり方、お金の流れが変わった!、ゴールドマン・サックス研究、電通とリクルート (新潮新書)、他)

年が明けてしまったが、年末年始に読んだ本を紹介したいと思う。
冬休みは本当は本を読む時間があるものなのだが、今年は修論との兼ね合いもありあまり読めなかったような気もする。
ということで、以下紹介とコメント。(そもそも読んだ事すら忘れてる本もありそう)


20代で人生の年収は9割決まる20代で人生の年収は9割決まる
土井 英司

大和書房 2010-12-18
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たまたま大学の先輩のTweetを見て買ってみた。
著者はSFCの卒業生で僕の10個くらい上に当たる模様。
僕の場合は20代中盤から後半にさしかかろうとしているが、自分に照らし合わせて読んでみると面白い。一方で、もう少しファーストキャリアについて言及があっても良いのかなということと、個人的にもう少し思うところもあり。


ゴールドマン・サックス研究 (文春新書)ゴールドマン・サックス研究 (文春新書)
神谷 秀樹

文藝春秋 2010-10-19
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著者はゴールドマン・サックス出身だということもあり、説得力がある。(著者が出している本は比較的面白いと思う。)
ゴールドマン・サックスは今と昔は違うみたいだ。そもそも本書自体はゴールドマン・サックスの会社について書かれているというよりはなぜサブプライム問題が起きたか、といったところにもフォーカスをおいている。割と題名に興味を持って買った人も多いのではないかなとも思う。
この手のなぜサブプライム問題が起きたのか、といった事がわかる本としてはなかなかよかった。


お金の流れが変わった! (PHP新書)お金の流れが変わった! (PHP新書)
大前 研一

PHP研究所 2010-12-16
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昨年の10月頃のエントリーで紹介した大前氏と柳井氏の「この国を出よ」と併せて読むと良いと思った。
この手の世界の経済は各国とも連動しているということを全体的に俯瞰して書かれている本は少ないと思う。同時に、日本の中にもそういう視点で経済をわかってる人も少ないかなという気もする。

なぜ日本がだめなのか、といった問いが仮にあるとしたら、その比較的端的な答えも書かれている。
また、仮に自分が投資家でどの国に投資をするかといった場合の着眼すべきポイントにも触れられているような気がした。


絶対ブレない「軸」のつくり方絶対ブレない「軸」のつくり方
南 壮一郎

ダイヤモンド社 2010-12-10
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ビズリーチ代表の南氏の著書。
割と共通の知人も多く、未だにお会いしたことは無いのだが、良く噂は聞いている。この本は南氏の絶対ブレない軸(彼の場合はスポーツ)と、スポーツビジネスの業界に入るまでについて書かれている。
海外の大学→投資銀行→楽天球団→ビズリーチ起業といった流れで書かれているが、もう少しビズリーチ起業について書かれていると面白いかな(個人的には知りたい)と思った。

ちなみに個人的に僕自身のブレない軸ってなんだろうという事はこれまで幾度と無く考えてきたが、何となく分かってきた気がする今日この頃。


電通とリクルート (新潮新書)電通とリクルート (新潮新書)
山本 直人

新潮社 2010-12
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広告を扱う人は読んでみると体系的にわかるという意味ではいいかなという本。
電通とリクルートを比較しているが、そもそもビジネスモデルが異なるという部分を除くと扱う媒体の特色が多く、それらの媒体ごとの広告の違いであるとともに、手法の違いなのかなとも思う。
また、インターネットの出現により変わったことも多いのだなということも改めて意識した。
リクルートは以前と今では社員の質が違うようで、古きよき時代は終わったのだろうか。


グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれたグーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた
辻野晃一郎

新潮社 2010-11-22
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この本も自分自身のキャリアを考える上で非常に参考になった。
グーグル日本法人の前社長である辻野氏がソニーで何をやっていてその後なぜ転職したかといったことが書かれている。また各社の社内の様子も書かれており、非常に興味深く読むことが出来た。

間違えてAmazonから2冊来てしまい、1冊返本した。そんな事今まで初めて。


「人生論」 (ロング新書)「人生論」 (ロング新書)
堀江 貴文

ロングセラーズ 2010-12-24
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読みながら何か一度読んだことがあるような気がするな…と思いながら最後まで読んでしまったが、どうやら過去に出た物の新書バージョンだったらしい。
買うときからそうかな?と思い、念入りに見ながら購入し、読みながらも過去買ったことがある本をかったかなと思い背表紙の発売日を確認したりしていたが、やはり部屋の本棚の本をパラパラめくっていたら昔出た「人生論」と内容が一緒だった。


オンナは苦手。オンナは苦手。
西村博之 田母神俊雄

李白社 2010-11-19
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タイトルと内容が全く違う本。
自衛隊の話などなかなか面白かった。
ただ若干間延びしてるかなぁ。この手の対談本は作るのが凄い難しいんだろうなとも思った。
また世の中の問題についても客観的に取り上げられていてその点は読み物としては面白いような気もした。


以上、本の紹介でした。
興味あるものがあれば是非!






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2011年01月17日 04:11に投稿されたエントリーのページです。

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