期末試験が終わってから、毎日の授業の予習の必要がなくなり、気持ち的に結構楽な感じだ。
この7月の間は残すところ、統計と経済の集中講義なのだが、経済に至っては先生の話している内容すら理解できない感じになっている。ちゃんと授業聞いてるのだけどもね。。。
統計はまだ始まったばかりなのでなんともいえない状態。
流石に統計なんかは修論を書くときにわかってないと調査・検証が出来なかったりでみんな取っていたりする。
そんな感じでこの2週間くらいの間は大学時代のようにずっと講義を聴いている感じ。
でもまあ昔に比べて黙って集中して人の話し聞けるようになったかも。
やはりポイントはPCを閉じていることだと思う。
この1学期の間は毎日授業の予習がメインだったけど結構いろんな本が読めた。
やはり今勉強している内容に近いところの本が多いのだけども、一部関係ない本も読んだので、その中でも特にこれ面白かったなというのを紹介。※興味ある人だけどうぞ。
マネーロンダリング・ビジネス | |
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これはなかなか面白かった。
マネーロンダリングの話は結構小説になりやすいネタなんだろうな。
ちょっとアングラな感じで軽く読めてしまう感じ。
いつだったか忘れたけど、このブログに紹介した、橘玲さんの小説である「マネーロンダリング」も相当面白い。内容的にはこの手の物の中では逸脱している。
ちなみに密かな橘玲さんファンとしては、「マネーロンダリング入門―国際金融詐欺からテロ資金まで (幻冬舎新書) 」もお勧め。
これを機にタックスヘイヴンに興味を持った。(ウソ)
まあ話を戻すと上で紹介した、「マネーロンダリング・ビジネス」あまりマネーロンダリングのスキームの話などは出てこないで単純に殺人事件ととある企業のマネーロンダリングが関係していて主人公をそれを解き明かすってだけなので、割とタイトル勝ちな内容でもあったりする。
それ以外だとこんな感じ。
資本論 (まんがで読破) | |
マルクス おすすめ平均 資本論をかみくだく 漫画で楽しく読み解く? 漫画ならたしかに読めるw 序の序の序 入門の入門として Amazonで詳しく見る by G-Tools |
蟹工船 (まんがで読破) | |
小林 多喜二 おすすめ平均 今までは敬遠していたものの ★何故、共産主義国家では常に自国民大量虐殺が起きるのか★ ザマァ見やがれ! 現代社会にもつうじる 買いですか。 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この辺は著者没後50年たって著作権的にリメイク出来るために漫画が出てるのかな。
とりあえず割と有名どころがパッと読めるのでこのシリーズはお勧め。
先日、ホリエモンが出したばかりの「新・資本論 僕はお金の正体がわかった (宝島社新書) 」※またこの本については後日余裕があればブログで紹介※の内容と通じるところもあり、タイトルの通り資本家と労働者に焦点を当てた内容になっている。
現代においてこういう話は時代錯誤に感じてしまうが、実際のところ今でも資本主義社会においては根本的なものは変わらないのだと思う。
ちなみに「蟹工船」については興味があったので、オリジナル版も読んでみた。
蟹工船・党生活者 (新潮文庫) | |
小林 多喜二 おすすめ平均 作品に込められた「理想」と「希望」。 プロレタリア最高峰? プロテタリア文学の代表作。 蟹工船 - ずっと読んでませんでした。 帝国主義と労働者 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
まあ、漫画で読めば十分だなという内容。
他にも色々お勧めあるのだが、また別の機会に。
今度は割と日々の大学院の勉強に通じる本の紹介も時間があるときにしてみたいと思いますー。
興味ある人は乞うご期待。