あまり本の書評については書かないほうだけど、最近呼んで面白かった本。
追われ者―こうしてボクは上場企業社長の座を追い落とされた | |
松島 庸 おすすめ平均 ベンチャーの実情 ライブの件でまた読みたくなった ITバブルの裏側では・・・ なるほど。 最高の企業家ヒストリーです Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コレ結構面白かった。
クレイフィッシュって言うITバブルの頃に出来たベンチャーでサイバーエージェントの藤田社長と同じ時期に最年少上場記録を作った社長の話。
ストーリーとしては光通信の傘下になりそれが原因でひどい経営状態になり、最終的には光通信にのっとられてしまうというストーリー。
最後は株券を詐欺に会ってだまされたり、いい事がないのだが、もしこの本に書いてある事がすべて本当だとするならばかなりひどい話で実際にそういうのがあるのが世の中怖いところである。
結構おススメかも。ここまで実名入りで何もかも書かれているというのが凄い。てか、この著者の松島さんって人は今は海外で他の事業をしているようだが、ここまで追い詰められて(史上最年少上場の上、米国ナスダックにも同時上場の栄光とともに、最後はアメリカでも訴訟で日本で社長解任でそのちょい前に株券を詐欺に…)というなんともいえない追い詰められた状況で良くまともに色々考えられたものだ。なかなか凄いかもー。
ちなみにこの本、新品は無いのかな。中古で買わないとダメなのかもね。
板倉さんの社長失格も面白いけど、この追われ者も相当おもしろいな。(別に不謹慎におもしろいといっているわけではなく、本として体験談として非常に興味深くて非日常的だという意味で。)
そろそろ寝ないと。
卒論の作業で結局徹夜してしまった。疲れたー。