一昨日くらいの話か。たまたまGoogleアラートに引っかかっていたニュース。
http://pr.yahoo.co.jp/release/2010/0302a.html
http://web-tan.forum.impressrd.jp/n/2010/03/03/7516
最近は仕事をやめてからインターネット広告について日常的に情報収集することも殆どなくなった。むしろ殆どGoogleアラートで送られてくる情報を斜め読みする程度。
このアドエクスチェンジというものは日本では今までアドマーケットプレイスと言われていたような気もする。同じ意味かな?前、シンガポールに行ったときに英語でアドマーケットプレイスと言っても通じなかった記憶がある。(この辺のアドエクスチェンジとアドマーケットプレイスの用語の細かい定義の違いがうまく説明出来ないので割愛。)
アドエクスチェンジとは、各ページの広告枠を売買するプラットフォームである。言葉足らずだが、要するに広告主が各サイトに効率的に広告を配信することを希望するわけだが、その際にこのプラットフォームを介すことでかなりスムーズに広告枠の売買が行える。
イメージ的に、アドエクスチェンジは広告枠をオークション的に売っていく感じだろうか。それに対してアドマーケットプレイスは各広告枠に対して値段がついている感じ?
Yahoo!の広告枠は非常に高価でいわゆる純広と呼ばれているものが印象としては大きいが、今回のこのアドエクスチェンジにはこのような枠も出されるのだろうか。
ポータルを見てもまあそこそこは広告が目に止まる(高い広告枠を買う広告主は存在している)ので、ある程度売れ残っている枠限定で卸されるのかもわからないけど、なかなか興味深い。
従来の中小の広告主も広告出すならAdwordsみたいな感じが今回のこのYahoo!のアドエクスチェンジで選択肢が増えるものなのかな。
ちなみに今回Yahoo!が組んでいるRight Mediaという会社はアメリカのインターネット広告ではかなりメジャーなアドエクスチェンジの会社だったりする。ちょっと記憶が曖昧で違うかもしれないが、アメリカの本家Yahoo!は大分前から提携していたような気もする。(ちがったっけ?)
このようにインターネット広告の世界も結構な勢いで動いているというのも面白いなと思った。
やはりインターネット広告というとYahoo!やGoogleの提供する広告枠が絶対みたいな印象が非常に強いので、そのような中で主体性をもってこういう動きに持っていくというのが興味深いのだ。
またある意味、広告枠の最適化みたいなのは日本より海外のほうが優れているような気もするのでその流れが日本に流れ込んでくるというのも参考にすべき事象かもしれない。といっても、良いものが輸入されるというのは当然のことなのだが。
そんな感じでちょっと面白いなと思ったので書いてみた。
結構この辺の話はインターネット広告の話の中では“プラットフォーム化”という側面ではかなり先進的だなと当時社会人時代感じたことがあったので。
まあこうやって実務から離れてしまうと現場的な話は全くわからないが、なかなか面白いかもね。
(ちなみに、この記事の中で間違い等があればご指摘頂ければと思います。何せ最近の流れからはかなりとり残されており、1年くらい前の状態で止まっている感じなので。。)
そんな感じの走り書き。