今日のマーケティングの授業では「鶏のコンタクトレンズ」を題材にしたケースを扱った。
鶏のコンタクトレンズといわれてもピンとこないかもしれないが、実際のアメリカのOptical Distortion, inc.という会社の売り出した製品についてのケースである。
鶏のコンタクトレンズとは正に文字通り鶏の目に装着するコンタクトレンズである。
鶏は普段、農場で飼っていると喧嘩になりその結果年間一定量の数が死んでしまう。しかし、このコンタクトレンズを装着すると鶏の視力が極端に悪くなり喧嘩しなくなるというもの。また同時に餌を食べる量が減ったりと鶏を育てている農家にとっては日々のコストを下げるとてもいい商品なのだ。
鶏にコンタクトレンズがつけられるのか、、、、という驚きが覚めぬままケースは終わった。
マーケティングの授業なので、どこをターゲットにするか、値段はいくらが妥当かなどを真剣に話し合う。
意外とタイトルから侮ってはいけなく、かなり奥が深い。
(ちなみに、僕はそもそも予習の段階で価格を決める計算を思い切り間違えていたりでこの授業の間は発言もせず。。)
この鶏のコンタクトレンズのケースは世界中の多くのMBAの学生は扱うものらしい。
確かにネットで調べるとかなり出てくる。
http://www.be.wvu.edu/divmim/mktg/france/BADM623/Optical%20Distortion%20Case%20Analysis.pdf
↑ちなみに本来ケースは買わないといけないものなのにネット上に原文がそのまま落ちてたり。(このリンク先は残念ながら英文のケース。流石に日本語版は落ちていない。)
とまあそういうユニークな題材のケースもあるんだなという学び。
もう僕はマーケティング的学びもあったのだが、この何というか数十年前に鶏にコンタクトレンズを付けるという超破壊的な発想に驚きを隠しきれない。
そんな一日。
コメント (2)
ハナザキちょっと待て。
なんで両羽があって、手が出てんだよ!(笑)
でも見方によっては、このシュールさ加減が現代アートのようでもある(かも)。。
投稿者: OSW | 2009年04月28日 17:43
日時: 2009年04月28日 17:43
>>OSWさん
確かにそこの矛盾は僕も感じました。なんで羽があるのに手もあるのかと。(まさかそこに気づく人が他にいるとは!)
まあ大学院の授業にはこんな感じの現代アートを学びに行っております。笑
投稿者: hanazaki | 2009年04月29日 17:26
日時: 2009年04月29日 17:26